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terroristic threateningという容疑で捕まる人がハワイでは多い。テロリストのような脅しという意味になるが、鉄砲やナイフを持って人を威嚇すれば、その罪が適用されるのは当然だが、文字や言葉だけの脅しでも逮捕される。夫婦や恋人同士、元夫婦や元恋人同士のいさかいはどこでも耐えないようで、一方からの通報で相手がその容疑で逮捕されるという事件は珍しくない。
夜遅くなって帰宅した未成年の娘にガンかナイフを突きつけて、「今何時なのか分かっているのか。どこをほっついていたんだ」と言ったかどうかは定かではないが、門限破りの娘をしかりつけた父親が逮捕されるという事件も起きている。その容疑もテロリスティック・スレットニングだ。恐らく起訴されることはなかっただろうが、一晩警察のセルブロックで父親は頭を冷やすことになったのであろう。それにしても通報した娘がどんな気持ちなのか理解できない。
強盗などの事件では、容疑者はその過程で大抵被害者に脅し文句を発しているから、この容疑が付け加えられることになる。強盗の罪に加え、テロリスティック・スレットニングの罪でも刑期が加算される仕組みだ。鉄砲を持っていると、ファイアアーム・バイオレーションの罪も追加される。それぞれの罪には1級とか2級などの等級もあり、同じ罪でも程度のひどいものは刑期が長くなるようになっている。
普通の人は他人に脅し文句を投げかけることはよほどのことがない限りしないと思う。一方言葉だけの夫婦喧嘩や親子喧嘩はほとんどの人が経験すると思う。日本ではそんなことで逮捕されることはまずないと思う。しかしハワイ島では、喧嘩の叫び声を聞きつけた近所の人が警察に通報すれば、駆けつけた警察官にテロリスティック・スレットニングで逮捕される可能性があることは忘れてはならない。小中学校でも生徒が先生を脅してこの罪で捕まるという事件もたまに起こる。
子供が家出をした場合も、警察はその子供を見つけたら逮捕する。run awayという容疑だ。以前は新聞の逮捕者欄に何歳の少女あるいは少年、住所どこそこ、ランナウエイという記載をよく見かけた。最近は逮捕立件者だけに掲載を絞っているのか、ほとんど見かけなくなった。逮捕しても立件しないのであろう。逮捕された子供の中には10歳以下の子もいたように記憶している。
法廷で裁判官の注意を無視したりすると、法廷侮辱罪が適用される。逮捕立件者リストの中で一番多いのが、この罪だ。裁判所からの召喚状を無視して法廷に現れず逮捕されるケースもハワイ島では多い。