ハワイ島てんやわんの楽園生活

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★コミュニティに貢献してハーバードに進学するハワイ島の高校生

 ハワイ島のヒロとワイアケアの高校生がトヨタスカラーズからそれぞれ2万ドルの奨学金を獲得したようだ。全米の高校生を対象に毎年地域活動や学業で優秀な高校生100人が選ばれているようだ。その奨学金は1万ドルだが、その中でもとくに目立った12人には2万ドルが送られるようになっているらしい。両人とも米本土東部の名門大学ハーバードに進学することになっているそうだ。奨学金を得る方法はほかにもいろいろあり、大学進学を目指す高校生は奨学金を稼ぐためにあの手この手の努力をしているようだ。

 ヒロの高校生は若者の非行を防止するためにさまざまな活動をしているという。高校生のグループを結成したり、活動資金を集めるための効果的な方法を考案したそうだ。役所とも協力したようだ。ワイアケアの高校生はお年寄りの住む家庭にビーコンフラッシュを取り付けることを考えつき、200軒に取り付けたそうだ。緊急時にビーコンフラッシュを点灯すれば、緊急自動車がすぐにその場所を見分けられるというものだ。

 ワイアケアの高校生はそのほかの奨学金を含めると、その合計奨学金額は4万5千ドルになるということだ。親のすねをかじらないで有名大学に進学できそうだ。彼は大学では経済学を勉強するつもりのようだ。地域社会に貢献すればするほど、その結果得るものもそれだけ多くなると語っているという。

 報奨がなくても世のため人のために役立つことをするのが理想かもしれないが、報奨を求めて若者が善行をすることは嘆く必要はないと思う。犯罪が増えるよりはるかに良い傾向だ。報奨が得られなくて、犯罪に走るというのでは困るが、なかにははじめは報奨目当てだったのに、活動を続けているうちに癖になるということもあるかもしれない。少なくとも自動車やオートバイで暴走したり、公共施設や他人の家に落書きするより輩よりも、はるかに望ましい若者といえる。

 それにしても日本ではそうした奨学金を獲得する制度が少ないように思う。日本ではビューティコンテストが奨学金獲得手段として利用されているようには思えないが、ハワイのさまざまなビューティコンテストを見ていると、ほとんどの女性が奨学金のために参加しているようだ。スポーツが大学進学手段として利用されているのは、日本も同じようだ。アメリカでは小中学生を対象にした算数、地理、スペルなどのコンテストが毎年実施されているようだ。ハワイの子供たちも参加しており、しばしば全国大会に参加して賞を取ったことが報道される。賞金も出ているようだ。何かを極めれば報われると言うことを小さな子供のころから経験してるので、よく分かっているのだろう。

 野球、ゴルフ、テニス、格闘技などのスポーツの分野では、日本でも才能があり努力すれば報われるという情報が浸透しているが、スポーツが得意ではない子供たちにはチャンスが少ないような気がする。囲碁将棋を除くとあまりないような気がする。コミュニティサービスを熱心にする高校生が東大などに進学できるような制度ができれば、少しは日本も変わるかもしれない。

続く

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