ハワイ島てんやわんの楽園生活

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★カメハメハスクールでまたスキャンダル発覚

 ハワイ州最大の地主であり、非営利教育財団のカメハメハスクールで、新体制スタートのシンボル的存在だった初代CEOが辞表を提出して辞任した。旧体制では5人の理事が直接各業務を担当し、問題を引き起こしたことを反省して、CEOのポストが新設された。CEOが毎日の業務を決済、理事がCEOを監督するようになった。ところが今度はそのCEOが問題を引き起こしてしまったというのだ。

 初代CEOが突然辞任したと報じられた時は、辞任理由が明らかでなかった。続報によると、このCEOは自分のオフィスで自分の部下である女性職員と情事を繰り返していたということだ。他の職員たちが理事会に訴え、理事会がかなり前から調査をしていたようだ。

 CEOは年俸35万ドルで、カメハメハスクールでは最高額の給与を手にするポストだ。初代CEOはカメハメハスクールの出身者で、米本土の大学でヒューマンエコロジー学部の学部長を10年以上務めていた人物という。彼はその大学でも自分が監督する立場にある女性アシスタントプロフェッサーに関係を迫るという事件も起こしていたと報じられている。

 その女性はセクシャルハラスメントを受けたということで大学から8万ドル以上のお金を受け取っている。大学を辞めることを条件にそのお金を受け取ったようだ。現在は英国の大学で教授になっているという。

 その事件が表面化してから彼は学部長を辞めさせられ、一般の教授に格下げになっていた。そのような状況になっていた時に、カメハメハスクールのCEOに就任したようだ。カメハメハスクールの新体制理事会もとんでもない人物を選んだものだ。

 カメハメハスクールがビショップエステイトと呼ばれていたころ、理事たちが利益を上げているのだからと主張して、自分たちの給料を年間100万ドルに引き上げ、大問題に発展していたころ、信じられないスキャンダルが発覚している。

 男性理事の一人が同財団の女性弁護士と、ホテル内の公衆男子トイレの中で性行為をしているところを、ホテルの警備員に見つかり、放り出される事件を引き起こしたのだ。100万ドルの収入を得ている人物がする行為とはとても思えなかった。人妻であったその女性弁護士は翌日自殺した。男性理事もその1週間後大量の薬を服用する自殺未遂事件を起こしている。

 カメハメハスクールだけではない。ハワイ州内の公立の幼稚園と小中高校を監督する教育局の長官も同様のスキャンダルを起こしている。彼は公募されたそのポストに応募し、鳴り物入りでハワイに里帰りした人物だった。

 彼は特別教育関係の仕事で教育局に雇い入れられた元ダンサーと一線を越える関係を持ったことを認めて、解雇された。

 カメハメハスクールの初代CEOは当初辞める理由として、目標を達成したことと、家族と過ごす時間を増やしたいことをあげていたという。家族と過ごす時間を増やしたいという理由は大物が辞める時によく聞く言葉だ。日本で言えば一身上の理由という言葉に相当するのではないだろうか。本当にそう考えてやめる人もいるのだろうが、このCEOの場合は違うような気がする。

 性格は少し違うが、カメハメハスクール卒業者でハーバード大学出身の元ハワイ州上院議員の場合は、覚せい剤使用と政治資金の私的流用で破滅している。彼は未来の州知事の有力候補だった。

続く

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