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ハワイの金融機関の中で利用客からみて一番便利なのが、Bank of Hawaiiだ。支店やATMの数は他行に比べ圧倒的に多い。ハワイ州内であれば、どんなところにいってもこの銀行を必ず見かけるといってもよい。かつて米本土を含む環太平洋地域に店舗網を伸ばす拡張路線が裏目に出て、株価が急落したことがあった。そのため米大銀行での幹部経験がある現在のCEOをヘッドハンターした。彼はハワイにすべてを集中する営業方針を決定した。州外のほとんどの支店網を売却処分した。同時に大量に抱えていた不良債権も積極的に処理した。その結果、収益が増加して、株価も倍以上になった。
この銀行にはクリントン政権時代にFDICの長官を務めたこともあるハワイ出身の女性弁護士タノウエ氏も役員として名前を連ねている。
ハワイ島にもこの銀行の支店は多いが、PuainakoタウンセンターのKTA内にある支店は、土日でも営業をしている。ATMもKTA店内にあるので安心して現金が引き出せる。
次に多くの支店、ATM網を誇るのがFirst Hawaiian Bankだ。この銀行は現在では、BNPパリバ銀行の100%子会社になっている。カリホルニアのBank of the Westと合併した際にできた親会社の株を、その大株主だったBNPパリバ銀行がすべて買い取ったからだ。兄弟銀行であるBank of the Westは現在も拡張路線を採っている。しかも増益決算が続いている。従って現在では資金量はBank of Hawaiiを大幅に上回る。西海岸にもよく出かけるという人には便利な銀行かもしれない。
次に便利な銀行はAmerican Savings Bankだ。銀行というよりSavings and Loanという信金か信組のような金融機関というべきかも知れないが、結構店舗数が多い。Bank of Americaがハワイから撤退した際、その店舗網を買い取ったのがこの銀行だ。ハワイの電力会社HEIの子会社だ。ハワイ島ヒロ周辺ではPrince Kuhio Plaza内にも店舗がある。
現在Central Pacific BankがCity Bankを買収するという話が持ち上がっている。仮に買収に成功したとしても上記3行には及ばないと思う。しかし両行とも増益を続けているようだ。
最近Puainakoタウンセンターの空きスペースにHawaii National Bankという名前はでかいが実体は小さな銀行の支店が入居し、オープンした。小さな銀行は一般的に倒産のリスクが高いと思われているので、その分CDなどの利息が高めに設定されているという利用者にとっては有利な面もある。仮に倒産してもFDICが10万ドルまで保証してくれるので、その範囲で預金するのも悪くはないと思う。
参考までに上記銀行のURLを掲載しておく。
http://www.hawaiinational.com/index.htm