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ハワイの不動産を買う契約をすると、代金を送金しなければならなくなる。当然のことながら円で送るわけにはいかず、ドルで送金することになる。その時円高であれば、得した気分になるが、円安だとその分負担が増える。僕の場合、代金を送金するときはいつも円安だった。いつも130円台だった。不動産の代金を送金するタイミングは、エスクロウ会社からいつまでに送金するようにと指示されるので、円高になるのを待つというわけにはいかない。指示が来たらすぐに送金した。契約したときには120円台だったのに、送金するときは130円台になっていたこともあった。
もうハワイの不動産を購入する可能性は、ほとんどないのでそのために事前にドルを買って置く必要はないが、最近時々ドルを買うようにしている。円高と感じたらドルを買うのである。円高といっても僕が不動産購入のために送金をした期間に、円ドル相場は最高1ドル80円から最低150円まで変動している。よくまあこんなに変動したもんだと驚くが、もう80円になる可能性はほとんどないと思う。
130円台で送金していた僕にとって、120円を切ると、円高になったという気がするのでドルを買うようにしている。普通に買うと為替手数料が1ドルにつき1円かかるので、為替手数料がかからない買い方をしている。
シティバンクのプレミアムデポジットというサービスを利用している。このサービスを利用すると、為替手数料を払うことなくドルが手に入る。
このサービスを利用するには事前にシティバンクと契約を交わしておく必要がある。1回当たり100万円以上を払い込む必要がある。
僕はいつも120万円を払い込むことにしている。期間は2週間にする。払い込んだ日の円ドルレートで計算されたドルが2週間後に手に入る。120円を切った時に、このサービスを利用するので、1万ドル強のドルが手数料なしで手に入る。
ただしそれは2週間後に円高になった場合の話だ。もしも円安になった場合は、そのドルを売れば為替差益が出るので、元金の120万円に年利で13%前後の利息をプラスした円を返してくれる。年利13%は大体2週間だと0.5%になる。従って120万円では6千円だ。所得税と地方税を差し引かれるので手取りは5千円前後になる。120万円を預けて2週間で5千円の税引き後利息というのはかなりの高利回りだ。
利息はこのサービスを利用した時に決定される。14%台のこともあれば9%台のこともある。最近はこの利息が低下傾向にある。為替が安定しているからだろう。なぜ銀行がこのようなサ−ビスを始めたのか考えてみた。
ある日僕がそのサービスを利用するため120万円を払ったとする。それで銀行がドルを買うと仮定する。その日のレートが1ドル120円だとすれば、ちょうど1万ドル買える。2週間後、1ドルが121円になったとすると、銀行が買った1万ドルを売れば、121万円になる。1万円の為替差益が出るので、そのうち6千を利息として払っても、4千円が残る。それが銀行の収入になる。もしも2週間後の円ドル相場が122円なったとすると、客に支払う利息は同じなので、銀行の収入は1万4千円になる。2週間で10円円安になれば、銀行の収入は9万4千円だ。円安になればなるほど儲かるというわけだ。ただし60銭未満の円安の場合は、銀行は損をするかもしれない。
逆に2週間後に1ドル119円以下の円高になれば、120万円で買った1万ドルを円に換えると119万円以下になり為替差損が出る。だから1万ドルを円に換えることなくそのまま返却してくれるのである。銀行にとって収入はゼロだが、為替差損の被害を被ることはない。
2週間後に円高になると、自分が買ってもいいと思った値段でドルが手に入る。その日は円高なのだから前回よりももっと安くドルが買えることになる。同じことを繰り返すチャンスだ。円安になれば、年利13%前後の利息がもらえる。どっちにころんでも損はない。
そうしてたまったドルは将来ハワイに送金してもいいし、円安になった時、円に換えてもいい。120円を切った時に買ったドルなので、130円台になった時に同じサービスを利用して売れば、為替差益が確実に手に入れられる。
株は発行元の会社が倒産すれば、紙くずだが、ドルはアメリカが破産しない限り、紙くずになることはない。経済が最悪で戦争までしている今は、アメリカのドルは最低水準の時かもしれない。
それにしても戦争を始めてから大量破壊兵器を探すというのは、死刑を執行してから証拠を探しているのと同じような気がしてならない。アメリカはどんな悪党に対してもそんなことをしない国だと思っていた。イラクの国民を解放するためというのも、かつての大日本帝国の手口と同じではないか。バクダッドでの略奪横行は、アリババと盗賊の物語を思い起こしてしまう。