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標高1000フィート大体300メートル付近にあるハワイ島の家での1日の気温変化はかなり大きい。海の近くにあるカポホの家は早朝でも寒いと感じたことはなかったが、マウンテンビューの近くの現在住んでいる家では、6時過ぎに起きた時には、かなり寒い。防寒用の衣類が必要である。摂氏での温度が知りたくて、温度計付きの時計を日本から持ち込み、リビングダイニングの壁にかけている。
その温度計によると、10月中旬から1月中旬にかけて、朝一番寒かった日には、気温は摂氏15度だった。18度か19度という気温の朝が多かったような気がする。とくに快晴の日に気温が下がるような気がする。しかし気温はその後ぐんぐん上昇し、お昼ごろには30度前後になる。その間に着替えるか上着を脱がなくてはならなくなる。
朝の涼しいうちに畑仕事などをする。初めはウインドブレーカーを着ているが、1、2時間もすると、ウインドブレーカーの内側は汗でびしょびしょになる。そうなったころ作業を止めて着替えることにしている。
毎日10時すぎごろから買い物に出かけ、午後1時過ぎに帰ることが多いが、帰宅後は昼寝をすることが多い。暑くて畑仕事をする気にもならないからだ。夕方隣に密生している高い樹木で日陰ができるようになってから、畑の雑草を取ったりすることにしている。
昼間の気温は快晴のときでも30度を少し超える程度だ。曇りや雨のときは、30度にもならない。だから快晴の日は温度差が大きく、天気が悪いときは温度差が少ないということになる。
快晴の日には、買い物から帰る時、高速道路から右折して舗装道路を北上するが、正面より少し左手の方向にマウナケアの山頂が見える。その山頂付近に白いドームが2つあるのが、肉眼でもはっきり見える。巨大な天体望遠鏡を収容するドームだ。マウナケアのマウナは山、ケアは白いという意味のようだ。冬には雪が積もるから山頂は白い。シンプルで分かりやすい名前だ。標高は富士山よりも高い4000メートル級の山である。海底から計算すると1万メートル以上の高さになるので、世界一高い山になるとも言われている。
マウナケアの山頂には日本のスバルを含めたくさんの天文台が建っているが、今後そこに天文台を新たに建設することは容易ではないようだ。ハワイ人はそこが聖なる場所であると主張し、環境保護団体はそこに住む特定の虫が絶滅すると主張しているからだ。NASAが望遠鏡を増設しようとしているが、なかなか計画は進んでいないようだ。
同じ道路上で左手には、マウナロアという山が見える。ロアは長いという意味らしい。確かに長い峰が続いているので、どこが山頂なのかよく分からない。この山の高さも4000メートル以上だ。
晴れた夜、家の外に出てみると、空に無数の星が輝いている。付近には街灯がまったくないので、月が出ている時は月の光がまぶしいほどだ。月の光で輪郭がはっきりした影ができる。月の光で本を読むこともできるかもしれない。
カポホの近くにある僕の家の周辺はまだ電気が来ていない。近くに地熱発電所もあるのにどうしてだろうかと思っていたが、そこに住んでいる人は、住民が電気が来るのに反対していると言っていた。いろいろな理由があるのだろうが、すばらしい夜空をいつまでも見たいという気持ちが強いのかもしれない。道路の舗装にも反対しているという。交通量が増え、排ガス公害や騒音や事故も増えるからだという。日本では考えられないことだ。