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我が家では、燃えるごみは裏の畑や車庫のそばのバナナ林の裏で燃やしている。燃えるごみはあまりためないようにしている。少したまったらすぐ燃やしている。毎朝の日課のようになっている。生ごみは大きなシチュウなべにためておき、いっぱいになったら畑に穴を掘って埋めている。畑の肥料になることを期待している。
バナナ畑の裏は隣の敷地との境界線付近だが、窪みがあってごみを燃やすのに都合がいい場所だ。ごみを捨てるのにもいい場所だと思ったのだろうか、この家の前所有者や前々所有者らは、そこに大量のごみを捨てていた。
ビニール袋に入れた空き缶や空き瓶が大量に見つかった。食料品の容器や衣類、履き物、雑貨などありとあらゆるごみを捨てていたようだ。テレビやクーラーボックスもあった。
燃えるものはかき集めて燃やした。なかなか燃えないので、ガソリンを撒いて火をつけたことがあるが、爆風で押し倒され、しりもちをついたこともあった。テレビもプラスッチク製のごみなどと一緒に燃やした。その際大きな音をたてて爆発が起こり、ガラスが飛び散った。そばにいないでよかったと、後から肝を冷やした。
そこにはまだ大量のごみが埋まっていると思われるが、一度には処理できないので、燃えるごみをそこで時々燃やすことにしている。そうすれば埋まっているごみも少しづつ燃えてくれるのではないかと期待している。
畑でも時々燃えるごみを燃やすことにしている。畑といっても雑草が生い茂り、今は何も植えていない場所が多い。周辺部の一部にパイナップルを植えているが、畑の大部分では雑草が我が物顔をしてのさばっている。一番しつこい雑草は、ツユクサのような草で、茎が地面の上をはうように伸び、その茎のところどころから根が生える。切っても切ってもすぐに生えてくる。切った茎からも根が生えるのである。
だから切った茎を燃やさない限り、すぐに生き返るのである。切った茎を積み重ねておくと、山のようになってしまう。ためすぎると、その山を崩すのに苦労することになる。だから少したまると、燃えるごみと一緒に燃やすことにしたのだ。それでもなかなか燃えない。どうしても燃え残ってしまう。水分が多く含まれているので、燃えにくいのだろう。
この家の周りには誰も住んでいないので、気軽にごみを燃やすことができる。舗装道路からでこぼこ道に160メートルぐらい入ったところに、わが家はあるが、左手には人が住んでいる家はない。手前の隣には小さな小屋があるが誰も住んでいない。でこぼこ道の右手には家が4軒あるが、そのうち一番我が家に近い家は舗装道路寄りのはす向かいにあるが、その家も空き家になっており、誰も住んでいない。人が住んでいるのは、その家よりさらに舗装道路よりの3軒だ。そのうち1軒はごく最近になって建てられた家である。
でこぼこ道の奥のほうにも家がかなりあるようだ。毎日いろいろな車が我が家の前を通るので分かる。それらの家はみなかなり奥にあるようだ。一番近い家でも100メートル以上離れている。我が家の敷地は縦に細長い。その奥の方で接している隣の敷地にも誰も住んでいない。敷地の境界線上に立っていると、時々遠くから人の声が聞こえるので、近くに人家はあるようだが、その間には原野があるので、まったく見えない。
燃やすことのできないごみは、KeaauやHiloにあるトランスファーステーションにトラックで運んで捨てる。Keaauのステーションにはビンやアルミ缶を捨てるボックスもある。ビンのボックスは透明、ブラウン、グリーンと色により分けるようになっている。そのほかのごみは投入口から下に放り投げるようになっている。そこからベッドのクッションや大きな家具を捨てていた人もいた。その下には天井のないでかいコンテナーが置かれている。ごみがたまったらトレーラーで埋立地に運ばれていくのである。埋立地が数年で満杯になるので、その後どうするかが問題になっているようだ。ごみの問題はどこでも同じだ。
Keaauのステーションには監視員が常駐しているが、ただいるだけのようだ。いるだけでも抑止効果があるので、予算をつけているのだろう。投入口にはバッテリーやオイルを捨てるなと書かれているが、チェックはしていない。1年に2度くらい、それらを無料で回収するというお知らせが、月2回発行の無料の新聞に掲載される。僕もポンプ小屋に放置されていた自動車用バッテリー2個をHiloのトランスファーステーションに持って行ったことがある。
2、3年後には飲み物の容器を回収するボックスがあちこちにできるようだ。消費者から購入時に1個5セントの容器代を徴収して、後で容器をボックスに投入すると、5セントを返してもらえるシステムのようだ。
ハワイ島にもマナーが悪い人間はいっぱいいるようで、道端に飲み物や食べ物の容器を放り投げる不届きものは後を絶たない。高速道路を走っていた時、車の窓から空き缶を放り投げたばか者もいた。
容器回収システムがスタートすれば、道端の空き缶や空きビンはなくなるのだろうか。子供たちが小遣い稼ぎに拾い集めるようになるのだろうか。やってみる価値はあるかもしれない。