
014
しばらくしてオートセンターから修理に来るようにという電話があった。後で修理したところを調べてみると、部品にネジ穴がないせいで、ネジを省略した個所が2、3カ所あった。これだったら応急処置の方がましな気もしたが、もう終わったことなのであきらめるしかない。部品代を事前に払っていなければ、修理に行くことはなかったであろう。向こうもそういうことを考えてのことだったのかもしれない。敵もさるものだ。
年が明けてそろそろトラックの安全検査を受ける時期が到来した。昨年1月7日に安全検査を受けたのだが、今年1月31日までに安全検査を受けることになっている。同じ日に申請した車の登録は昨年12月31日が締め切りだった。その1カ月半前に登録継続のための申請書が郡政府の担当部署から郵送されてきたので、小切手をとともに、Vehicle Registrationという役所の窓口に提出した。領収書とともに手渡してくれた小さなステッカーを自分でトラックの後ろのナンバープレートの右上隅に張り付けた。そのようにして車の登録は完了した。
安全検査はガソリンスタンドで受けることができる。最初に行ったところでは、いきなりヘッドライトを点けると、エンジンが停止するというトラブルが起き、検査を続けることができなかった。またオートセンターに行かなくてはならなくなった。夜間運転するということがまったくなかったので気付かなかった。
いつものように予約をして出直すことになった。予約日に行くと、修理はすぐに終わった。また数ドルの部品代に何十ドルもの労賃を請求された。電気系統の配線ミスであれば、オートセンター側の責任なので文句を言ってやろうと思っていたが、請求書を見ると、部品の交換と労賃となっていたので、あきらめた。作業を見ていないので、なんとも言えない。
帰る途中、今度は別のガソリンスタンドに立ち寄り、安全検査を申し込んだ。予約制になっており、時間があったので、いったん家に帰った。
予約時間に行くと、別の人が安全検査を受けていた。日系の女性のようだった。担当者の指示を受けて、ヘッドライトや方向指示器を点けたり消したり、ブレーキを踏んだり、ギアを入れ換えたりしていた。僕もそうするのかと思い、注意深く観察した。
まもなく僕の車の担当者が現れた。彼は車のキーが運転席にあることを確認すると、自分自身でチェックし始めた。最後にブレーキを踏んで欲しいと言うので、運転席に乗り込み、ブレーキを踏んだ。ブレーキランプのチェックをしたのであろう。検査はそれで終わった。
彼はいったん事務所に戻り、ステッカーを持ってきて車の後ろに張った。その後受付に行って欲しいと僕に告げた。受付に行って、ガラスの向こうにいた女性に安全検査を受けたことを告げると、書類を見て、料金を教えてくれた。16ドルを引き出しに入れると、引き出しを自分の方に引き寄せ、お金を取り出した。その引き出しにお釣りと領収書を入れてこちらに押し出してくれた。
自動車保険は最初AIGを利用していたが、インターネットで見積もりを出すサービスを利用したところ、オアフ島に住むAllstateの代理人から電話があり、自動車と家の保険に入るように勧められたので、同時に入ることにした。料金はクレジットカードで引き落とすようになっている。インターネットで契約内容が確認できるようになってる。家の保険については、あまりに高額な保険金が払われるようになっていたので、後で保険金の減額を申し出たら、保険料も大幅に減った。
AllstateにはHiloにも代理人がいるのに、なぜわざわざオアフ島の代理人がコンタクトしてきたのか、理解できなかった。その後何度も担当をHiloの代理人に変更しようとしたが、いまだにできないでいる。