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ある日曜日の朝、Pahoaのファーマーズマーケットに行くため、ピックアップトラックを運転していた。Keaauの高等学校を通り過ぎ、Pahoaに向かう高速道路を走っていたところ、突然激しい振動がすると同時にガタガタという大きな音が発生した。直ちに車を路肩に寄せて停車した。車の外に出て調べると、右前輪のタイヤの表面が剥がれ、針金のようなものが露出していた。振り向くと、剥がれたタイヤの表面の一部が道路にも落ちていたので、拾って路肩に運んでおいた。
幸いタイヤはパンクしていなかった。タイヤの周りにある車体保護カバーの一部が裂けて、タイヤに接触していた。積荷を固定するために荷台に乗せているゴムひもで裂けたカバーがタイヤに当たらないよう応急処置をした。ユーターンをして、超低速でKeaauに向かった。タイヤが回転するたびにカタカタという音をたてた。まだタイヤにくっついていた剥がれたタイヤの表面の一部が車体に当たっていたのだろう。
30分以上かけてKeaauショッピングセンターの駐車場に戻った。このトラックには予備のタイヤとジャッキは積んであったが、タイヤを外すためのレンチとドライバーは積んでいなかった。それらをACEで買った。ジャッキと買ったばかりの十字レンチとドライバーを右前輪のそばにいったん置いて、まず荷台の下に固定されていた予備のタイヤを外した。予備のタイヤを外し終わって、前のほうに来て見ると、隣にトラックを停めていた男性2人が問題を起こしたタイヤをすでに取り外していた。予備のタイヤを取り付けるのも手伝ってくれ、タイヤの交換はあっという間に終わった。
2人にお礼をしようと、財布を取り出すと、2人は手を振って断り、自分たちのトラックに乗って走り去った。その日はPahoaのファーマーズマーケットに行くのは中止し、Keaauのファーマーズマーケットで買い物を済ませ、帰宅することにした。
このトラックのタイヤはファイアストーン製ではなくグッドイヤー製だった。しかもタイヤの溝は1センチぐらい残っていた。タイヤの表面が突然剥がれるのはスチールが埋め込まれているタイヤの宿命ではないかと思った。
しかし前兆がなかったわけではなかった。その事故が起こる前の2、3週間は車の速度が40マイル前後になると、いつも横揺れが激しくなった。タイヤを調べても異常が認められなかったので、エンジンの振動が車体と共振しているのではないだろうかと考えていた。40マイルより高速になったり低速になると振動が収まっていたからだ。
予備のタイヤに交換してからは速度40マイル前後での横揺れが起こらなくなった。やはりタイヤの異常が横揺れの原因だったようだ。
翌日月曜日に保護カバーの修理をするため、Orchid Isle Auto Centerに行った。このセンターはフォードの正規の修理工場だ。以前にもウインドウォッシャー液が出なかった時と一部破損していたテールランプのプラスチックカバーを交換した時に行ったことがあった。初日は予約するだけになってしまう。受付の人が車をチェックして修理が必要であると判断すれば、2階事務所で修理日時の予約をしなければならない。翌日修理してもらうことになった。
ちなみにウインドウォッシャーの修理をした時の支払い明細を紹介すると、部品代が2.28ドル、労賃75.70ドル、税金3.24ドル、合計81.22ドルだった。センターのコンピューターにはこれらの情報がすべて記録されている。