一番最初に利用したファーマーズマーケットはウォールマートの軒下で営業しているものだった。パパイアは2ドルで4個とか5個だった。パパイア以外の農産物も売っているが、スーパーと比べるとそれほど安くなかったので、一度きり買っただけだった。ここでは4%の消費税を取られる。
日曜日午前中だけ開かれるPhoaのファーマーズマーケットに、ある日行ってみた。ここでは大勢の人が色々なものを売りに来ていた。農産物だけでなく、衣類とか本やCD、家庭用品、中古の電気製品を売っている人もいた。ここのパパイアは1ドルで4個から8個だった。何人もの人が売っていたので、種類もさまざまだった。
このマーケットにはNONIジュースやNONIの苗木を売っている人もいた。NONIは味や臭いはひどいが、健康にいいと評判の植物だ。だからそこで初めてNONIを見つけた時は、苗木とジュースを買った。苗木は2鉢で7ドルだった。ジュースも1.5リットルのペットボトルに入ったものが7ドルだった。その後NONI目当てに毎週このファーマーズマーケットに行くようになった。NONIジュースはスーパーでも売っているが、500ccぐらいの小さなビンに入っているものが8ドル以上もする。
このファーマーズマーケットでは消費税は取られなかった。例外を除けば、何でも1ドルでいくらというおざっぱな値段の決め方で物を売っている。初めはPahoaのはずれで開催されていたが、その後ヒロ寄りの高速道路のそばに場所が移動した。
Keaauにも常設のファーマーズマーケットが最近できた。コンクリートの床と屋根に柱だけの施設だ。初めは2、3軒の店しかなく空いた場所が目立っていたが、だんだん店が増え、数カ月で空いた場所はなくなった。パパイアは1ドルで4個から6個である。おまけとして1個くれる店もある。競争相手が増えたからであろう。もちろん消費税はなしだ。
1ドルでパパイアだけ買うのは申し訳ないので、ニンジン、たまねぎ、キャベツ、きゅうり、じゃがいもなどのうちどれかを一緒に買うことが多くなった。それらはスーパーで買うのとあまり値段に差がない。パパイアはファーマーズマーケットの方が圧倒的に安い。パパイアは年中収穫できるので、供給過剰気味だからであろう。
去年の12月25日にKeaauのACE Hardwareのそばの駐車上に、パパイアを荷台いっぱいに積んだ小型のトラックが停まっていた。トラックのそばに立っていたおじさんに、1ドルで何個かと聞くと、お金は要らないからいくらでも持って行けと言われた。毎年クリスマスの日には、自分の畑で取れたパパイアをただで配っているのだという。僕は3個もらうことにした。顔見知りのACEの店員は、店のカートにいっぱい積み込んでいた。